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インセル型液晶とAIプレートを活用した特許の取得について
~外付けセンサーが不要で空中操作が可能に~

株式会社アスカネット(本社:広島県広島市、代表取締役社長兼CEO:福田幸雄、以下 アスカネット)は、エアリアルイメージング事業におきまして、インセル型液晶パネルとAIプレートを活用した下記特許を取得し、このたび公開されましたので、お知らせいたします。

名称:非接触入力装置及び方法
特許番号:特許第5856357 号

現在は、液晶パネルの映像をAI プレートにより空中結像させ、その空中結像に別途センサーを合わせることにより、非接触でタッチパネルと同等の操作が可能となっておりますが、この特許により、インセル型液晶パネルとAIプレートのみで、非接触にてタッチパネルと同等の操作が可能となり、外付けセンサーが不要となります。

インセル型液晶パネルとは、パネルを構成するセル中にRGBの3素子以外に素子を追加することが可能なパネルのことです。通常、インセル型液晶パネルには静電容量式センサーがセットされ、スマートフォンなどに活用されていますが、本特許では、フォトセンサーをセットしたパネルを活用します。フォトセンサー内蔵のインセル型液晶パネルは一般的ではありませんが、セルの中にフォトセンサーをセル内にセットすることで、実現可能となります。

AI プレートは双方向に結像する能力を有しているため、空中結像に指を触れると指の像がAI プレートを経由しインセル型液晶パネル上に結象することで、フォトセンサーが検出し、通常のタッチパネルと同様の操作が可能になります。 また、インセル型液晶パネルが移動しても、それに伴って移動した空中結像をタッチすれば操作が可能となります。