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樹脂製ASKA3Dプレートサンプル6月より供給開始
~量産を前提とした手法により、安価での提供を実現~

当社はエアリアルイメージング事業において、空中結像を可能にするプレート(以下、ASKA3Dプレート(旧名称:AIプレート)といいます)の量産を重要課題として取り組んでおり、昨年から量産を前提とした手法にて研究・開発を進めておりましたが、この度、安定した品質での試作に成功しましたので、6月のドイツで行われる展示会CEBIT 2018にて公開し、同時にサンプル供給を開始いたします。


1. これまでの経緯について

樹脂製ASKA3Dプレートの量産体制の確立は積年の課題でありました。当期より、量産を前提とした有力な手法を開発し、その試作に取り組んでおりました。そのプロトタイプを昨年10月に開催されましたCEATEC 2017に展示いたしましたが、特に中型タイプ(20cm角)につきましては、結像品質が十分でないと判断しました。その原因をただちに究明し、その対策を施した上で、金型の再製作、工程の見直しなどを行い、この度、サンプル供給が可能となりました。


2. サンプルについて

当サンプルは量産を前提とした手法で製作しており、サンプルの供給開始にあわせ量産試作を進め、より安定した品質と低コストを目指してまいります。量産立ち上がり時の生産能力は月産数千枚~1万枚程度を想定しており、その想定を前提として、準備を進めております。
当面サイズは2種類(20cm角・10cm×15cm)で、結像品質はガラス製には若干劣るものの、輝度・解像度・ひずみ・耐久性とも向上しており、主に空中操作を目的として製品に組み込む用途を想定しております。
価格につきましては、数量により大きく異なりますが、どのような用途におきましても十分にパフォーマンスが発揮できる価格帯を想定しております。
さらに品質が上がる要素はありますが、今回、受注可能なバージョン1としてリリースさせていただきます。

サンプル供給に関しましては、CEATECや海外の展示会での引き合い先に加え、これまでガラス製プレートを販売した先などに提案してまいります。また、準備ができ次第サイトでも問い合わせ受付を開始する予定ですが、価格に関しましては諸条件を相対で直接お聞きした上で個別に見積もりをさせていただきます。


3. CEBIT 2018について

CEBIT 2018とは、6月11日(月)~15日(金)、ドイツ・ハノーバー国際見本市会場にて開催されますイノベーションとデジタル化のためのB2B向け展示会です。世界70カ国から約3,000社の出展が予定されている大規模展示会であり、当社は初めて出展する予定です。出展内容につきましては、改めてご案内させていただきます。


4. エアリアルイメージング事業の方向性

ガラス製ASKA3Dプレートは、相対的に高価ではありますが、高い結像品質や大型空中結像を実現しており、特にサイネージ分野ではその強みを発揮できると考えております。一方、樹脂製ASKA3Dプレートは、結像品質はガラス製に比べ若干劣るものの、低コストかつ多量の供給が可能となり、センサーとの組み合わせなどによる製品に組み込んでの活用が見込まれます。Touch panel not touching(触らないタッチパネル)として、タッチパネル市場においての非接触・手袋操作用途や、既存タッチパネルのイメージアップ用途での積極的な展開を図ります。


5. 今後の見通し

平成30年4月期の業績への影響が生じる可能性はありませんが、平成31年4月期の業績に与える影響につきましては、平成30年6月11日に発表を予定しております決算短信内の業績予想に含めまして公表いたします。