InfoComm Asia 2023出展レポート
株式会社アスカネット(本社:広島県広島市、代表取締役社長 松尾雄司)が展開する空中ディスプレイ事業部は、2023年5月24日(水)~26日(金)にタイのバンコクにて開催された展示会「InfoComm Asia 2023(https://infocomm-asia.com/en/)」に出展いたしましたので、そのレポートをお知らせいたします。
出展目的
- ・成長著しい東南アジア地域での空中ディスプレイ認知度向上
- ・新規ビジネスパートナーや顧客との接点創出
- ・東南アジア地域のオーディオビジュアル業界の最新動向を把握し顧客提案を行う
出展内容
・大型空中壁面サイネージ
大型ガラスプレートを使用した空中サイネージを展示いたしました。高解像度の大型ディスプレイと1m角のASKA3Dプレートを組み合わせることで、映像や広告コンテンツが壁から飛び出している迫力のある形で表示されます。ブースでは、実際の大型空中壁面サイネージを展示し、その優れた映像表現力を来場者に体験してもらいました。東南アジアでは大きくて目立つサイネージが好まれる傾向にあり、大型空中壁面サイネージの市場への導入を期待する声が多くありました。様々な業界関係者や広告代理店からの問い合わせがあり新規ビジネスチャンスが広がりました。
・大型インタラクティブ空中サイネージ
ASKA3D-840、ASKA3D-630と各種センサーを組み合わせた大型インタラクティブ空中サイネージを展示いたしました。鮮やかなコンテンツが空中に表示され、インタラクティブな機能を組み合わせたサイネージは広告や情報の効果的な伝達を実現することが可能です。体験した来場者からは東南アジアの空港、ショッピングモール、展示会会場などで使用したいとの声がありました。
・ASKA3Dプレートを搭載した各種空中入力デバイス
樹脂製・ガラス製ASKA3Dプレートを搭載しPCに接続するだけで簡単に非接触空中タッチパネルを実現できる各種空中入力デバイスを展示しました。空中入力デバイスの開発工数を減らし、簡単な接続で既存端末からの置き換えが可能ということで来場者から大きな関心を引くことができました。実際に製品を試していただき、デバイスのポテンシャルやビジネスへの応用について高い評価をいただいたので、市場への投入や共同開発の機会を追求してまいります。
・ピラミッド型4面空中ディスプレイ
ピラミッド型4面空中ディスプレイはガラス製ASKA3Dプレートを組み合わせた新しい空中像の表現手法です。
ピラミッドの各側面にはそれぞれ異なる空中像が表示され、4方向から空中像を観察することができます。また、そのうち1面にはセンサーが取り付けられており空中像を操作することが可能です。主に美術館や博物館での展示をターゲットとし、デザイナーやデジタルコンテンツ制作会社から高い関心を得ました。
総括
タイでの展示会出展を通じて、多くの関心と興味を集めビジネス機会を創出するとともに、ASKA3D空中ディスプレイの認知度を高めることができました。本展示会を通じて、タイや東南アジア地域の潜在的な顧客やパートナーを出会うことができたため、協力関係を築き市場への浸透を促進することを目指してまいります。